少年の日の活動とは、分校で月に1度行っている奉仕活動のことです。小値賀町内の取組でもあります。
7月は、浜の待合所の周辺の清掃と、水泳学習で利用する海岸清掃を行いました。
短い時間ですが、仕事を分担し、みんなで協力して、島のためにできることに取り組んでいます。よく働く子どもたちのおかげで、この日もすっかりきれいになりました。
大島の一員としての自覚をもち、ふるさと”大島”を大切にする気持ちを育てていきたいと思います。
7月になりました!
まだまだ梅雨の真っただ中ですが、分校にも、夏が近づいてきました。
校門のそばのひまわりです。
これは、大島郷の山本イツ子様から種をいただき、植えたものです。先日、第1号が咲きました。
そして、分校のビニールハウスでは、子どもたちが大好きな夏の食べ物が順調に大きくなっています。
すいかです。収穫までもう一息といったところです。みんなで食べる日が待ち遠しい今日この頃です。
2年生の優介くんが作っている「俺のきゅうり」雨が多い時期で、大きくならなかったり、葉っぱが毛虫に食べられたりしています。
でも、そんな中でも、立派なまっすぐなきゅうりがどんどんできています。
そこで、いつもお世話になっている島の方々に配ることにしました。「きゅうりやさん」だそうです。
お手紙も添えて、「俺のきゅうり」を届けるきゅうりやさんです。
島の方々に、立派なきゅうりと優介くんの元気を届けたいと思います!
分校の夏野菜、ぐんぐん大きく育っています。
朝運動の後に、自分の畑へ行き、水やりをしたり、お世話をしたりします。
野菜の葉っぱが虫に食べられているので、消毒中です。
子どもたちがしっかりお世話しているので、収穫ももうすぐです。
そんな中、今日の夜中から、小値賀町は暴風雨の予報です。
すると、5・6年生が支柱をたてたり、紐で結んだりしてくれました。
雨の中、低学年の分までしてくれました。
どうか、雨にも負けず、風にも負けず、大きく育ちますように…。
交通安全教室がありました。
まずは、先生の話を聞いたり、DVDを見たりして、道路を歩く上で、危険な場所や行動について考えました。
DVDの中で出てくる危険な場所が小値賀ではその場所がどこにあたるのか写真で確認もしました。
最後は、大島で飛び出すと危ない場所に貼ってあるストップマークのところで、左右の確認の仕方を実際に確認しました。
「大島だから、大丈夫」ではなく、自分の命を守る行動として、いつでもどこでもできるように身に付けてほしいと思います。
分校では,1人1台タブレットの割り当てがあります。普段は社会や総合の学習などで活用しています。今回は、Zoomアプリを使って全員とつながってみました。
IDやパスワードを自分で入力する作業もスムーズにできて,画面にお互いの顔が映ると,笑顔で手を振っていました。デジタル世代の子どもたちの吸収力に驚かされます。
5年生の図工の作品です。
一見、なんの変哲もない段ボールの箱ですが、中をのぞいてみると・・・
こんな素敵な世界が広がっています。
穴を開けた段ボールに差し込む光の様子から、自分が表したい世界を表現しました。
様々な材料を活用して作った5年生二人の作品は、「すごい!」と大絶賛されていました。
何より、二人が生き生きと楽しく作る姿が素敵でした。
今月は、輪投げ大会です。2チームに分かれて、対戦しました。
輪の大きさや投げる位置など、学年に応じて変えることで、楽しめるように工夫していました。
5・6年生のおかげで、分校みんなで楽しい時間を過ごすことができました!
前回の学習で、大島郷の山本徳蔵さんに「自力更生」に係る宇々島での生活の様子を聞いた5・6年生は、実際に宇々島にいってみたい、という気持ちが高まりました。『大島から渡った人々は、どのような生活をしていたのか』『今はどのような様子になっているのか』を確かめてみたいという訳です。
そこで、「宇々島たんけん!」に行ってきました。
小﨑八郎治さんの船に乗せてもらいます。
めざすは、あの島です。
ふだんは町営船「はまゆう」から何気なく眺めている島ですが、きょうは特別な島に感じます。
近くで見ると意外と大きいことにびっくりです。
上陸すると、とりあえず砂浜を端から端まで走ってみました。
「広いところがあると、とりあえず走る」「高いところがあると、とりあえず登る」・・・大島分校の子の特性のようです。
走り終えた後、「陸上の練習になります!」とのコメント。頼もしいです。
現在の宇々島は無人島で、道は荒れ果てていますが、その道跡を草をかき分けながら進んでいくと…
居住地跡を発見。ここに、人が住んでくらしていたそうです。
ふたたび、道なき道をすすんで…めざすは、「ぼたん」と呼ばれる水場です。
宇々島でのくらしは、水が貴重でした。その水が岩から染み出している場所があります。そこが通称「ぼたん」と呼ばれるところです。「水がぼたんと落ちるから『ぼたん』かなあ。」と興味津々です。
この岩穴の奥が「ぼたん」です。
たしかに、水が染み出していました。
手ですくって飲んでみます。
「冷たくて、おいしい」水でした。
先に見つけた居住地から、この水場までの通路跡も発見しました。
今回の体験を経て、5・6年生の学習は更に深まっていくことでしょう。学習テーマは「大島の先人の生き方に学ぼう」です。今後の学びと成長が楽しみです。
1年生の翔大くんは、4月に2年生の優介くんにもらったあさがおの種をまきました。
支柱を立てたり、水やりをしたり、お世話をがんばりました。
そして、優介くんが「むらさき色の花がさくよ。」と言っていた通り、むらさき色のきれいな花が咲きました。
きれいに咲いた花を見て、うれしそうな翔大くんです。
つるも、まだまだぐんぐんのびています。
これから、いくつ咲くのか楽しみです。
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