今日(7月14日)は今年最初の浜へた水泳でした。天気が直前まで心配されましたが、子どもたちの思いが届いたのでしょう、青空も見える天気となりました。
まずは、少しずつ入っていき、水慣れです。予想はしていましたが、海の水は冷たかったです。しかし、子どもたちはその冷たさすら、楽しんでいました。
そして、高学年はクロールや平泳ぎの練習をしたり、低学年はバタ足の練習やだるま浮き、ふし浮きの練習をしたりしました。波があっても負けずに泳ぐ姿は、本当にたくましいです。そんな中、5年生の舞桜さんは、泳ぎながら、貝を見つけて採っていました。さすが大島の子です。
しばらく休憩をしたあとは、子どもたちが楽しみにしている自由時間です。浮き輪を使って泳ぐだけでなく、海へ飛び込むのが大島の子どもたちです。なんと、今年は2年生の優介くんが初めて飛び込みました!初ダイブをみんなで喜びました。
今年の浜へた水泳も、子どもたちの成長を感じるものとなりました。
ちなみに…
浜へたとは、小値賀の言葉で、「浜の近く」という意味だそうです。
1・2年生で、分校で育てた野菜を使って、ピザトースト作りをしました。
二人で役割を分担しながら、楽しく作っていきました。慣れない作業も一生懸命がんばりました。
そして、完成!二人ともにこにこ笑顔で食べました。野菜の味も感じるピザトーストでした。
もちろん、上級生や先生たちにも食べてもらいました。「おいしかったよ。」「ありがとう。」と言われ、喜んでいた2人でした。
自分たちで育てた野菜を調理し、味わうことで、より収穫の喜びを実感することができました。
これが一体何かわかりますか?
これは、5月に夏野菜を植えたとき、成長を促すために切ったピーマンの苗の先の部分です。
なんだかもったいないなぁと水を入れたカップにつけて飾っていました。すると、根が出てきました。
その事を野菜作りでお世話になっている大島郷の小﨑洋介さんにご相談すると、「このまま、育てられますよ。やってみますか?」と教えて下さいました。
そこで、ピーマンの水耕栽培にチャレンジすることにしました。
材料は、ペットボトル、スポンジ、色画用紙です。作り方を教えてもらいながら、優介さんが作りました。
日光が当たるところに置き、液肥を入れた水を3日に1回替えながら、お世話していきます。
どんな風に成長していくのか、果たしてピーマンは見事できるのか、とっても楽しみです。
4年生は、大島の水の秘密を、総代の小崎八郎治様に教えていただきました。3年生の結海さんも同行して、「大島の地図」に水源と浄水場を書き込みます!
ここが、大島の水源です。
雨が降ると、水があふれるのでは、ないですか?
と、この季節らしい質問をしました。
あふれます!
の答えに、
えっ!?
と、驚いたのは、子ども達だけではなく、担任もです。しかし、あふれた水は、池に流れるようになっており、使われているそうです。大島のみなさんは、あふれた水も大切にしているのですね。
水源の所にある、ポンプ室です。ここから金比羅山の中腹にある浄水場に送ります。
小値賀と同じで、一度高い所に水を送るんですね!
小値賀では、機械のトラブルがあると、携帯にメールが届くと聞きました。
と、熱く語り始めた4年生。
大島では、機械トラブルがあると、本島のモニターに知らせがいくのだそうです。
そして、毎日同じ時間に検査をして、記録をしている日誌を見せてくださいました。大島の総代が、島の水を管理していることを知りました。
金比羅山の中腹にある浄水場です。ろ過をした砂は、年に1度入れ替えるそうです。
きれいになった、おいしい大島の水20トンがここにあります。ここから届くのですね。
帰った後に書いた手紙には、
私たちのために、手間がかかる、作業をしてくださってありがとうございます。
と書かれていました。
大島の豊かな水と、総代として、様々な仕事をしてくださっている八郎治様に感謝の気持ちが芽生えた子どもたちでした。
3年生の国語「きせつの言葉を集めよう」では、1時間目に俳句の中にある季語を見つけました。2時間目に、季語を季節ごとに集めたものを「歳時記」であると、学びました。
その後、言葉集めをして、模造紙にまとめました。
図工が大好きな、結海さん。季節のイメージの色や模様で楽しそうに飾っていました。
模造紙いっぱいに、大島の1年がつまっています。
子どもたちが一生懸命お世話していた夏野菜!いよいよ収穫の時期を迎えました!
この日は、ピーマンに、なす、いんげん、きゅうりを収穫しました。
雨にも負けず、風にも負けず、虫に葉っぱを食べられながらも、立派に育った野菜です。
それぞれ持ち帰って、収穫の喜びを味わいます。
では、いただきまーす!
4年生は、社会科で「ごみのゆくえ」と「水はどこから」という学習をしました。今日は、実際にごみ処理場と浄水場を見学し、疑問に思っていたことを質問してきました。
収集されたごみは、ピットに入れられ、クレーンで炉の中へ運びます。クレーンでごみの重さも量られます。ピットを覗いた乃愛さんは、ごみの量や機械が動く様子に驚いていました。
「大島のごみは、どのようにして収集しているのですか?」
ごみ収集車が来れない大島にも、ごみステーションがありますが、収集の様子を見たことがない、楓花さんの質問です。
月に一度、許可された船で大島、六島、納島のごみは、集めているそうです。月に一度なので、生ごみは、それぞれの島で処理されていることがわかりました。
浄水場見学では、ダムの水がおいしい水になるまでの過程や、野崎島のダム以外に地区ごとに地下水などの水源があることを知りました。地下水は、ろ過しなくても、きれいな水なのだそうです。
「ここで作られた水が大島に届くのですか?」
という質問をすると、大島には大島の水源があり、ろ過の仕方も異なるということがわかりました。
「大島の水は小値賀の水よりもおいしい水なんですよ!」
という言葉に、2人はとても喜んでいました。
明日は、そんなおいしい大島の水の秘密を探りに出かけます!
ここ数日、雨が続いて、なかなか外で遊ぶこともできなかった子どもたち。今日は雨もあがり、晴れ間も見える中、1、2、3年生で、シャボン玉遊びをしました。
シャボン玉液を作るところから取り組みました。
2年生の優介さんと3年生の結海さんがリットルますやデシリットルますを使ってはかります。算数の学習です。
1年生の翔大くんは、はかったものを入れたり、混ぜたりがんばりました。
出来上がったら、早速、運動場で出て、シャボン玉遊び、スタート!
団扇や手作りの道具を使って、たくさんのシャボン玉を作ったり、大きなものを作ったりして楽しみました。
久しぶりの太陽の光に当たるシャボン玉と、子どもたちの笑顔は、とてもキラキラ輝いていました。
今日は、図工で鑑賞をしました。
まずは、これまで作った作品や絵を見て、良いところを探しました。
同学年だけでなく、上級生や下級生の作品や絵も鑑賞しました。日頃から、一緒に図工の学習をしていて、刺激を受けているので、良いところをよく見つけていました。
その後は、アート・カードを使った学習をしました。
形や色から受けるイメージと言葉とのマッチングを楽しみながら、形や色をとらえる活動をしました。言葉は、「うれしい」や「おもい」といった形容詞だけでなく、「!」や「ルックルポインシャラ」といったものもあり、楽しく取り組んでいました。
グループの中での一致やずれを話し合うことで、多様な感じ方や見方があることに気づくことができたようです。
そして、お互いの感じ方や見方の違いを認める気持ちも育てていきたいと思います。
今年も立派な七夕飾りが出来上がり、浜の待合所に飾りました。
例年は、老人会の方々と一緒に七夕飾りを作る交流会を行いますが、今年は残念ながらできませんでした。
今年は、子どもたちの願い事が書かれた短冊だけでなく、島の方々にも書いていただた短冊と子どもたちが作った飾りで作りました。
飾りの中には、大島郷の橋元 文子様からいただいたものもあります。竹は、嵜山 まさよ様から毎年いただているものです。ご協力いただき、大変、有難いです。
短冊には、今年は、新型コロナウィルス関連のお願いも多く見られましたが、子どもらしい願い事、島の方々の健康を願う心温まる願い事もありました。
子どもたち、島の方々の願い事が叶いますように・・・
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