例年6月頃に取り組んでいた「長崎っ子の心を見つめる教育週間」を、小値賀小学校では11月30日から12月4日の期間で行います。本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で県下全域6月実施が厳しく、2学期の取組となり、小値賀小学校ではこの時期の開催となります。(本年度は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、学校開放は行っておりません。)
この中で、前期・中期人権集会や授業参観、学級懇談などで、子供たち一人一人の命や人権を大切にする意識を高める取組を行っていきます。
まず、11月30日に全校朝会がありました。
動物の命の寿命の話から、よりよく、楽しく生きていくためにどうしていくとよいかという話がありました。
そして、自分の周りに元気がない人がいたら、相手の立場を考え、優しい言葉や励ましをしていくことが大切であることを考えていきました。
またその後、学童軟式野球クラブ「小値賀パワフルズ」が県北スーパージュニア大会で3位になったことの表彰がありました。(入賞おめでとうございます!)
いろんなところで、一人一人が元気に輝く小値賀っ子を育て、見守っていきたいと思います。
小値賀町では、小中高一貫教育の枠組みとして、小学校1~4年生を前期、小学5年生~中学1年生までを中期、中学2年生~高校3年生までを後期と呼び、合同行事を行っています。
12月1日(火)には、前期・中期・後期の人権集会がありました。
まず、小値賀小学校体育館で前期人権集会がありました。
4年生を中心として人権集会が進められました。はじめの児童代表の言葉、校長先生の話があり、みんな仲良くしていくために考えていこうという言葉がありました。
メッセージ発表で、まず3年生から,そして2年生,1年生とクラスで考えたことを発表しました。
4年生からの発表は、「みんなちがって、みんないい」をテーマにした劇を披露しました。それぞれ自分が気付かないいい所があることを楽しい劇で表現しました。
その後、「なべなべそこぬけ」のゲームを縦割り班でしました。様々な人数で工夫してクリアしていました。最後には、参観に来られた方々みんなで行い、子供たちはみんな笑顔でした。
みんなで「ビリーブ」の合唱をして終わりました。
中期人権集会は、多目的室で小学5・6年生が中学1年生と行いました。
まず、「表情リレー」をしてアイスブレイクをしました。最初は中学校の先生が支持をされるため緊張感もあった小学生も、すぐに笑顔になり楽しんでいました。
LINEスタンプの画像から、どのような気持ちになるかをワークシートに自分の考えを書いたり、グループで話し合ったりしました。人によって様々な捉え方があるため、行き違いや思い違いがあること、それを踏まえて互いの気持ちを伝え合うことが大切であることがわかりました。
前期、中期とも人はそれぞれに違いがある、その違いをお互いに伝えあうことで認め合うことを再認識しました。この人権集会をこれからの生活に生かし、一人一人を大切にする楽しい小値賀小学校にしていきたいと思います。
11月11日(水)、今年の青少年劇場は『落語』がありました。
まず、若手大喜利のメンバーでもある落語家さんから、落語について楽しく説明がありました。落語では扇子と手ぬぐいをいろんなものに使い表現することを、面白おかしく実演されました。
その後、江戸落語を披露していただき、子供たちは早くも大盛り上がりでした。
落語には「想像力」が必要であり、見ながらいろんなことを考えて楽しむものだというお話がありました。
次に、話をしながら紙を切り抜く落語家さんの実演でした。子供たちからの「炭治郎」や「小学生」などの無理難題にも気軽に応えていただき、会場中が終始どよめいていました。
最後に上方落語を披露していただき、表現力のすごさにみんな引き込まれつつも大笑いでした。
落語の中で切り抜かれた紙の作品は、児童玄関前のスペースに展示していますので、お気軽にお立ち寄りください。
新型コロナウイルス感染症の影響で、何かと制約が多い本年度ですが、全校児童で集まって「みんなで大笑い」できた、素敵な一日でした。
内閣府が11月を「子供・若者育成支援強調月間」と定め、子ども・若者の健やかな育成及び子ども・若者が社会生活を円滑に営むことのできるための支援や取組を呼び掛けています。
そして本県においても以下に示す5項目を重点項目として取り組んでいます
<重点項目>
〇若者の社会的自立支援の促進
〇子供を犯罪や有害環境等から守るための取組の促進
〇子供の貧困対策の推進
〇児童虐待の予防と対応
〇生活習慣の見通しと家庭への支援
本校においても生活リズムについて考えたり、人権集会に向けて一人一人の人権について考えたりしながら自分を見つめなおす機会を設定したいと思います。
また毎月第3日曜日は『家庭の日』となっています。家庭での団らんなどを通して、子供と向き合う時間の設定をしていただければと思います。
子供の健全育成、そして輝ける未来のために、よろしくお願いします。
10月22日、23日の1泊2日で6年生16名の修学旅行がありました。今年は2日間とも長崎市の見学となりました。
小値賀港で出発式をし、フェリーで佐世保港へ移動しました。フェリーの中でも楽しく過ごしました。
最初の見学地「稲佐山」はあいにくの雨。霧のためなかなか長崎港の景色は見えませんでしたが、ロープウェーでの移動を楽しみました。
つぎに「歴史文化博物館」に行きました。社会で歴史を学んでいるため、熱心にメモを取る姿がありました。長崎の歴史もしっかり学習しました。
「平和公園」でも雨は止まず、傘をさしての集合写真。これも思い出ですね。
「原爆資料館」で、長崎で落とされた原子爆弾の模型を見学し、実際に被害を受けたものを目の当たりにして、そのすさまじさを学習しました。
ホテルではみんなで楽しく食事し、楽しいひと時を過ごしました。(就寝時間前には電気を消してみんな静かに眠りにつきました。すばらしい!)
2日目の見学は、「大浦天主堂・グラバー亭」でした。昨日までの雨も上がりすっきりした天気の中で見学ができました。長崎港の景色も堪能しました。(稲佐山でできなかったのでよかったです)
「出島」の街並みを散策し、橋の上で集合写真。江戸時代の様子に思いを馳せたことでしょう。
最後の見学地「長崎市科学館」では、グループごとに科学の不思議を体感しました。
最後のフェリーの中でも仲良く過ごす様子がありました。
夜8時に小値賀に到着となりましたが、全ての保護者の方々、教職員のお出迎えがありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な制約や変更があった修学旅行。しかし、子供たちにとっては小学校生活一番の思い出ができたことでしょう。
16名の仲間と過ごした濃密な2日間を大切にし、残り半年の小学校生活を過ごしてほしいと思います。
小値賀町では、小学校、中学校、高等学校の教員が、「国語」「社会」「算数数学」「理科」「技術家庭」「芸術」「保健体育」「英語」の8つの教科部会に分かれ、それぞれの教科で研究授業を行います。(10月12日~10月23日の2週間)
それぞれの校種で授業を行うこともあれば、異校種の教員が乗り入れたり、異校種の児童・生徒がともに授業を受けることもあります。小・中・高が隣接している小値賀町ならではの取組です。
例えば…
5年生外国語の授業。英語を使って買い物をする活動ですが、小学校5年生の担任と中学校の英語の教員2人での授業を行っています。
理科の研究授業では、様々な野菜が水に浮くかという実験を通して『密度』について理解を深める活動ですが、小学校6年生と中学校3年生が同じ班で活動しています。指導には小学校理科専科教員と中学校理科の教員があたります。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、教職員(教育関係)と保護者のみの参観となっていますが、特色ある取組ですのでご紹介いたしました。
台風14号の影響が心配されましたが、予定通り10月11日(日)の午前中に運動会が開催されました。
開会式では赤組、白組の団長がスローガン発表をしました。
最初に各学年の徒競走がありました。みんな一生懸命、最後まで走りぬきました。
3・4年生の表現『紅蓮華』は、体をいっぱいに使い、キレのあるダンスで「鬼滅の刃」の世界を表現しました。
小値賀名物「あらよっと!リレー!」です。6年生がおうちの方々と協力して頑張りました。
1・2年生の「玉入れ」です。みんな一生懸命に頑張ってたくさん玉が入っていました。
5・6年生の全員リレーです。高学年らしい力強い走りができました。
3・4年生の「限界突破×サバイバー~台風の目~」です。二人で息を負わせて勝利を目指しました。
1・2年生の表現「小値賀を元気に☆ドラえもん」です。かわいらし演技でみんなを元気づけてくれました。
5・6年生の「綱引き」です。力の限り綱を引く姿がありました。
3・4年生の全員リレーです。スムーズなバトンパスでデッドヒートしていました。
1・2年生のチャンス走「いい湯だな♨2020」です。暖簾をくぐってシャワーキャップをかぶり、体を洗う演技もありました。かわいらしいしぐさで会場を盛り上げていました。
5・6年生の表現「小値賀ソーラン節2020」です。力強くかっこいい演技を披露しました。
運動会最後の種目「赤白対抗リレー」です。優勝目指し最後まであきらめない走りができました。
今年は僅差で赤組の優勝でした。
天候や新型コロナウイルス感染症対策で、例年とは異なった運動会でしたが、子供たちはすべてに全力で頑張っていました。
天気は曇り空でしたが、小値賀っ子の頑張りがキラキラと輝いていた一日でした。
10月6日(火)、秋晴れの下、週末に行われる運動会の総練習を行いました。
今年は時間短縮と新型コロナウイルス感染症対策として、入場行進なしで開会式を行いました。
本番と同じように係の確認をしました。
練習とはいえ、子供たちは全力で競技に、応援にと頑張って取り組んでいました。
本番もこんないい天気になることを願っています!
9月29日、30日に小値賀小学校・大島分校の5年生で『野崎島』に宿泊体験学習に行ってきました。
『野崎島』は「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で世界遺産に登録されたところです。今ではほぼ無人島となり、シカが多く生息する島になっています。
小値賀港で出発式をした後、町営船『はまゆう』で野崎島に向かいました。
まず最初の活動は「魚釣り」です。意外と初めての経験の子、魚に触れない子もいましたが、体験する中で魚を触ることにも平気になっていました。(子供の成長はすごい!)
10人で大小合わせて105匹のアジが釣れました。
その後、カヌー体験です。絶好の天気の中、気持ちよさそうに水面を滑らせていました。
普通にオスのシカ、メスのシカ、子供のシカなどに出会えました。しばらく見つめあい、「かわいい!」と子供たちが喜んでいました。
『野首教会』のすぐ横にある『学塾村』に宿泊しました。
着いてすぐ、自分たちの手で魚をさばきました。(こんなに釣らなきゃよかったという弱音も聞こえてきましたが…)
釣った味の素揚げや刺身、そして飯盒で炊いたご飯とカレーを夕食に食べました。「めちゃくちゃうまい!」という声がいたるところで上がっていました。(自分たちで作るものは格別だったのでしょう。)
次の日、『フォトロゲイニング』という、写真で示された場所を地図を片手にグループで探し出す活動(オリエンテーリングのようなもの)をしました。
野崎島内のチェックポイントを2時間かけて探し回りました。信仰の歴史を感じさせるもの、廃墟と化した町などをめぐり、野崎島を肌で感じることができました。
その後、小値賀に戻り、到着式を行いました。
2日間でしたが盛りだくさんの活動ができ、子供たちにとってかけがえのない、思い出に残る体験ができました。
そして、全ての活動において『小値賀アイランドツーリズム』の方にお世話いただいたことで、安全に楽しい活動ができました。子供たちも感謝の気持ちを忘れず、この『学び』をこれからの生活に生かしてほしいと思います。
絶好の天候に恵まれた最高の2日間になりました。
台風10号が小値賀を直撃しましたが、いかがでしたでしょうか。
小値賀小学校は大きな被害もなく、9月8日から通常授業ができました。
そして9月11日(金)まで「夏休み作品展」が開催されています。
1~6年生まで分けて展示されていますが、どれも力作ぞろいで、見ているだけで楽しい気持ちになります。
短い期間ですので、お近くにいらした際にはぜひお立ち寄りください。お見逃しなく!
※児童玄関から入ってすぐのところに展示されています。
お電話