晩秋、大島郷の神川様にブロッコリーの苗をいただき、栽培をしていました。分校で育てたブロッコリーのことを「分校りー」と呼んでいます。大島郷のブロッコリーの出荷が最盛期を迎えても、小さかった「分校りー」が、ついに収穫の時期を迎えました。
収穫してよいブロッコリーがわからない先生たちは、見学です。
包丁を手に持ち、「これは、もう切った方がいいですね」「これは、月曜日ですよ」と説明する5年生。収穫時期を迎えたブロッコリーの茎を切り、逆さにして置いていきます。
逆さに置いてあるブロッコリーを手に取り、リズムよく葉を落としていくのも5年生。
大島のブロッコリー農家では、このように、作業を分担して収穫作業を行っています。普段から、その手伝いをしている5年生も、チームワークを生かして作業を進めていました。
5年生に習って、初めての収穫体験をする先生。たくさん収穫したものの、置き場所に困っていると、「切り落とした葉の上に置くと、汚れなくていいですよ」と教わり、農家の知恵に感心しました。
ところで、下の写真から、分かる人には分かる、2つのことがあるのですが、お気づきでしょうか。
1つ目は、葉を全て切り落としていないことです。これで、国内産であるということがわかるとのことです。
2つ目は、つぼみの色が薄く、茎がぷっくりと太いところから、この品種は「キャッスル」ということです。
今年の分校りーも、大島の方へ配り、味わっていただきます。
6年生との楽しい思い出づくりに、送別遠足を行いました。大島分校の送別遠足は、浜へたでのカレー作りです。しかし、当日は雨天となりました。大島郷の山田様のご厚意で、倉庫を使わせていただき、実施することができました。
出発前に分担して材料を切ったり、かまどの準備をしたりしました。子どもたちは、手際のよく準備をしていきます。さすがです。予定の時間よりも早く、出発の準備が整いました。
5・6年生が、火おこしをしました。
現地では、ご飯チーム、甘口カレーチーム、辛口カレーチームの3つのグループに分かれて調理しました。
6年生は、調理しながら火加減を調整します。
みんなで協力して作ったご飯とカレーの完成です。
自分たちで作ったカレーライスの味は、格別でした。甘口カレー、辛口カレーの味を味わった後は、お皿の中で2つのカレーを合わせて分校カレーを味わいました。
帰校後は、みんなで道具をきれいに洗い、片付けをしました。
そして、4・5年生企画のレクリエーションで、汗を流しました。
6年生との楽しい思い出の1日となりました。
「元気ですか?元気があれば、何でもできる!」でおなじみの、アントニオ猪木氏のBGMに合わせて、毎朝元気に走っている子どもたち。大島ロードレースでの力走も輝いていました。
ロードレースではそれぞれの目標に向かって走りましたが、今回は襷をつないでリレーマラソンです。2月22日に、子どもたち、保護者、大島のみなさんと22.2キロメートル(運動場222周)を走りました。
スターターと第1走は、保護者様。大会を盛り上げていただきました。
今年米寿を迎えられる方も、子どもたちのために、力走してくださいました。
子どもたちは、係の仕事はありませんでしたが、状況を見ながら、自分にできることを率先して行いました。さすが、高学年です。
全校児童8名でゴール!ゴールテープは、子どもたちが飾りを配置し、5年生が手縫いで仕上げました。
低学年の子どもたちは、ハウスで栽培したトマトでトマトサラダを作り、振る舞いました。
前日より保護者様に準備をしていただいた、炊き出しの豚汁は、とてもおいしかったです。
この日は、襷で大島の方とつながり、大島らしさがあふれる、あたたかいリレーマラソンとなりました。
今年度最後の授業参観で、作文発表会・二分の一成人式をしました。
子どもたちは、発表会に向けて一年間の振り返りや、将来の夢、意見文などの発表をしました。
がんばったロードレースについて発表する1年生
がんばったことや、感謝の気持ちについて発表する2年生
1年間の振り返りと4年生での抱負について発表する3年生
総合学習を通して学んだ大島の伝統や感謝について発表する5年生
将来の夢や、ふるさと大島への思いについて発表する6年生
4年生は、自分自身のこれまでの成長をスライドにまとめたものや、将来の夢について発表しました。発表後、校長先生より二分の一成人のお祝いの証書を授与されました。
この日、大島の方へ5・6年生が家庭科の時間に、感謝の心を込めてカップケーキを作り、お見送りの際に手渡しました。
この冬一番の冷え込みの中でしたが、多くの島の方が参観に来てくださいました。
終わった後、「上手だったよ」「いい作文だったね」など声をかけてもらって、「島のみなさんを、自分たちの発表で元気にできたことがうれしかったです」と6年生が話していました。
子どもたちは、それぞれ異なる題材で作文を書きましたが、全員が家族と大島の方への感謝の思いを発表の中で伝えていました。大島の人のあたたかさが、子どもたちの豊かな心を育んでいると感じます。
雪が舞うほど寒い日でしたが、この日の大島は、日本一あたたかな空気に包まれました。
大島郷の横尾様より、河津桜の苗木をいただきました。
いただいた苗木は、一年生の腰の高さほどです。
高学年を真似て、低学年の子どもたちも挑戦です。
高学年の子どもたちは、支柱にする竹を切りました。
水やりをしながら、花芽に気付いた子どもたちは、「今年の春に花が咲くかな?」と開花を楽しみにしています。
26日に予定されていた小中ロードレース大会が中止となってしまいました。
大会に向けて、一生懸命練習してきた子どもたちが、その成果を発揮する場として、大島でロードレース大会を行いました。
スタートとゴールになる場所には、大島の皆さんが応援にきてくださいました。
大島の皆さんに見守られながら、スタートです!
大島を力いっぱい走り抜きます。
島の皆さんは、子どもたちが走る沿道にも移動して、応援してくださいました。
きついとき、子どもたちの頑張りを後押ししたのは、島の皆さんのあたたかい声援です。
そして、全員、ゴールまで走りきりました。
全員、自己ベストを出す、素晴らしい走りでした。
たくさんの大島の皆さんの応援の中で走ることができ、いつもより力を発揮し、がんばることができた子どもたちです。
寒い中の応援、本当にありがとうございました。
14日(金)は、3学期最初の本校交流でした。
26日に行われる小中ロードレース大会に向けて、一緒に練習していくメンバーとの顔合わせ会がありました。
小中ロードレース大会は、小中高一貫教育の合同行事の一つであり、中学校と合同で開催されます。
大会に向けて中学生と一緒に縦割り班を組み、練習に取り組んでいきます。
顔合わせ会では、中学生がリーダーとなります。
班ごとに自己紹介をしたり、目標を決めたり、準備運動をしたりしました。
その後、全員で5分間走りました。低学年には中学生がついて、一緒に走りました。
分校の子どもたちは、本校の仲間と走ることで刺激を受け、いつも以上に力強く走っていました。
また、中学生や仲間から声をかけてもらいながら走ることで、楽しく走ることができました。
これからは、分校での練習になります。ロードレースに向けて、それぞれがベストをつくせるように、「がまんしてやり抜こう」を合い言葉に、頑張っていきます。
大島郷の橋元長三さんの畑にある、甘夏の木です。たわわに実っています。
今回、長三さんのご厚意で、甘夏狩りをさせていただきました。
子どもたちの顔と同じくらいの大きな甘夏に驚きながら、甘夏狩りを楽しんでいました。
旬のものを収穫する体験をさせていただきました。
豊かな自然の恵みと、大島の方々のあたたかさに感謝します。
ありがとうございました。
今年最初の少年の日の活動は、神嶋神社の掃除をしました。神社のまわりや境内に落ちている落ち葉をはいて、片づけました。
目につくところだけでなく、裏の方にもまわって、掃除をしていました。
17日には、正月まつりがあるそうです。
寒さの中でしたが、みんなで協力して、きれいにすることができました。
2022年がスタートしました。
1月11日、分校も全員そろって、元気に3学期が始まりました。
始業式では、3学期の分校のめあてについて、教頭先生からお話がありました。
「がまんしてやり抜こう 『ありがとう』でつながろう!」
これが、3学期の分校合い言葉です。
子どもたちは、この合い言葉に込められた意味を考えながら、教頭先生の話をしっかり聞いていました。
その後、4・6年生が作文発表をしました。
3人とも、どんな3学期にしたいかという目標や今年の抱負を堂々と述べました。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われるほど、あっという間に過ぎていきます。進級・進学に向けて、1日1日を大切に、3学期の分校合い言葉を意識して、楽しく元気に3学期もがんばっていきます。
本年もよろしくお願いいたします。
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