今月は、輪投げ大会です。2チームに分かれて、対戦しました。
輪の大きさや投げる位置など、学年に応じて変えることで、楽しめるように工夫していました。
5・6年生のおかげで、分校みんなで楽しい時間を過ごすことができました!
前回の学習で、大島郷の山本徳蔵さんに「自力更生」に係る宇々島での生活の様子を聞いた5・6年生は、実際に宇々島にいってみたい、という気持ちが高まりました。『大島から渡った人々は、どのような生活をしていたのか』『今はどのような様子になっているのか』を確かめてみたいという訳です。
そこで、「宇々島たんけん!」に行ってきました。
小﨑八郎治さんの船に乗せてもらいます。
めざすは、あの島です。
ふだんは町営船「はまゆう」から何気なく眺めている島ですが、きょうは特別な島に感じます。
近くで見ると意外と大きいことにびっくりです。
上陸すると、とりあえず砂浜を端から端まで走ってみました。
「広いところがあると、とりあえず走る」「高いところがあると、とりあえず登る」・・・大島分校の子の特性のようです。
走り終えた後、「陸上の練習になります!」とのコメント。頼もしいです。
現在の宇々島は無人島で、道は荒れ果てていますが、その道跡を草をかき分けながら進んでいくと…
居住地跡を発見。ここに、人が住んでくらしていたそうです。
ふたたび、道なき道をすすんで…めざすは、「ぼたん」と呼ばれる水場です。
宇々島でのくらしは、水が貴重でした。その水が岩から染み出している場所があります。そこが通称「ぼたん」と呼ばれるところです。「水がぼたんと落ちるから『ぼたん』かなあ。」と興味津々です。
この岩穴の奥が「ぼたん」です。
たしかに、水が染み出していました。
手ですくって飲んでみます。
「冷たくて、おいしい」水でした。
先に見つけた居住地から、この水場までの通路跡も発見しました。
今回の体験を経て、5・6年生の学習は更に深まっていくことでしょう。学習テーマは「大島の先人の生き方に学ぼう」です。今後の学びと成長が楽しみです。
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