13日金曜日、 分校の大きな行事の1つでもある学習発表会がありました。
今年は、コロナ禍の中、例年よりも規模を縮小し、内容も変更して行いました。しかし、久しぶりに島の方々をお招きすることができ、子どもたちも職員も、見ていただけることに感謝して、発表会が始まりました。
校長先生の挨拶のあと、3・4年生のはじめの言葉です。
プログラム1番は、恒例のお謡です。今年は、5年生二人が太鼓を叩きました。開始直前まで練習していました。その成果がしっかり発揮されたお謡でした。伝統を受け継いでいくという思いが8名から伝わってきました。
プログラム2番は、作文発表です。
3年生は、お父さんの農家の仕事について、1・2年生は、がんばった運動会、4年生は、国語の学習で作った創作物語、5年生は、野外宿泊学習や学校生活を通して学んだことを提案文として発表しました。
6年生は、先日行われた少年の主張大会で、代表発表した内容を発表しました。
プログラム3番は、オペレッタです。分校の子どもたちにとっては、新たな挑戦でした!オペレッタとは、「小さいオペラ」を意味する言葉です。国語の教科書にも載っている「ごんぎつね」に取り組みました。歌、演奏、劇、その一つ一つを何度も何度も練習してきました。
3年生の結海さんは、ナレーションと演奏を担当しました。すべて覚えて、ナレーションという大役を立派に務めました。
1年生の翔大さんは、レインスティックや鈴を鳴らして、ごんぎつねの世界に引き込んでくれました。
5年生は、二重唱をしました。何度も練習し、本番では見事のハーモニーを聞かせてくれました。
6年生は、2分間の独唱です。緊張しながらも、高音が美しい歌声が響きました。
4年生二人の台詞の掛け合いは息ぴったり。役になりきっていました。
2年生の優介さんは、ごんの長台詞に挑戦しました。ごんになりきって、堂々と話すことができました。
最後、兵十にごんが撃たれるという結末ですが、子どもたちは、兵十がごんに駆け寄り、肩を抱くという演出にしました。中尾先生の素敵なピアノ演奏がさらに劇を盛り上げて、終わりました。
プログラム4番は、これも恒例の全員で「学校坂道」を合唱しました。子どもたちの写真と共に歌声が体育館に響きました。
最後に、5・6年生が終わりの言葉を述べ、感謝の気持ちを伝えて、終わりました。
この学習発表会を通して、子どもたちがまた一つ成長することができました。またそれ以上に、島の方々に分校まで足を運んでいただき、見ていただけることの有難さ、喜び、そして、島の方々のあたたかさを改めて実感することができました。
この経験を、これからの学校生活に生かしていきたいと思います。
生活科の学習で、身の回りの秋を探して回りました。面白いものやきれいな花を見つけました。春と比べながら、季節の変化を感じました。
そして、ふと、校庭の隅にある砂場のあたりを歩いていていると、こんなかわいいものが・・・
子どもたちに聞いてみると、陸上の練習の後や土日に学校に遊びに来た時に作ったものだということがわかりました。
分校のまわりにたくさん落ちているまつぼっくり。それらを使って、季節を感じながら、楽しく遊んでいる子どもたちを想像して、心がほっこりあたたかい気持ちになりました。
冬野菜を育てている畑の現在の様子です。生き生きと元気に育っています。
早速、収穫がスタートしました。
1年生の翔大さんは小松菜、3年生の結海さんははつか大根を収穫しました。
家に持ち帰り、家族で収穫の喜びを味わっているそうです。
分校のビニールハウスの方は・・・
トマトも赤く色づいてきました。収穫はもうすぐでしょうか。
隣の畑では、ブロッコリーがぐんぐん大きく成長しています。
そして、2年生の教室で取り組んでいるペットボトル栽培も順調です。
夏野菜同様、冬野菜もこれからたくさん収穫できそうです!
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