4年生の社会科で、「昔のよさを未来に伝えるまちづくり」という学習をしています。
小値賀町の特産物であった「アワビパール」について調べていた4年生は、そのアワビパールが今では作られていない背景の一つに、「海の環境の変化」があることを知りました。中でも、昔に比べると、藻場が減少していること、そして、その藻場を保護するために様々な取組が行われていることがわかりました。調べていく中で、島の子どもたちの憧れの存在である「陸兄ちゃん」こと、高校生の神川陸さんが、藻場を回復するための取組をしていたことがわかり、ゲストティーチャーとして、お招きし、話をしてもらいました。
陸さんは、藻場の回復のために「アイゴの積極的な消費」「ガンガゼ駆除」「ウニの養殖」などの方策を考え、実験・考察したことを話してくださいました。高校の学習として研究し、発表した内容から、分校の子どもたちが知りたいものを取捨選択しながら説明してくださいました。
小学生の子どもたちに分かりやすく、優しい語り口で説明し、子どもたちのどんな質問にも丁寧に答える先輩の姿に、「あこがれ」を抱いた子どもたちでした。
学習そのものの深まりもありましたが、大島のあたたかさを感じる素敵な時間でした。
分校の大先輩である陸さん、ありがとうございました。
今日の給食です!
実は、今日の献立は、分校の6年生が本校の6年生と一緒に家庭科の学習で考えたものです。
ごはんとみそ汁に合うおかずを考え、栄養のバランスをとるために、みそ汁の実を工夫したそうです。確かに具だくさんのみそ汁でした。おいしかったです。
分校の6年生が考えてくれた献立ということで、いつも以上に味わって食べていた子どもたちでした。
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