子どもたちが育てた夏野菜で、1学期中に収穫できなかったものがあります。とうもろこしです。収穫を楽しみに、夏休み中も子どもたち、職員で水やりをしてお世話をしていました。
そんなある日、事件です。
収穫を目の前にしたとうもろこしが無惨な姿に…
島の人に聞いてみると、おそらく、カラスの仕業だろうということでした。野菜を育てていく中で、害虫の被害や雨の多さにも悩まされました。改めて、自然と付き合いながら、野菜を育てること、収穫することの難しさを感じました。
そんな中、理科園のとうもろこしは無事だったので、登校日前に収穫しておきました。
そして、登校日にみんなでいただきました。「あまーい」「おいしい」と嬉しそうに食べていました。
害虫にも、雨にも、そして、カラスにも負けなかったとうもろこしは、本当に美味しかったです。
今日は登校日です。静かだった分校に子どもたちの声が響きました。やっぱり、子どもたちの声が聞こえる学校が1番ですね。
今日、8月9日は、「県民祈りの日」です。1945年8月9日11時2分、長崎市に原子爆弾が投下された日から、今年は75年目になります。分校でも平和学習をしました。教頭先生の話を聞いたり、「しんちゃんのさんりんしゃ」というアニメ作品を視聴したりして、戦争の恐ろしさや平和の大切さについて考えました。
その後、学習したことや視聴したことを踏まえて、感想を書いたり、折り鶴を折ったりしました。
子どもたちの平和への思いが、全世界へと伝わっていってほしいと思います。
そして、11時2分には黙祷をささげ、全員で「青い空」を歌って終わりました。
最後には、8月生まれの5年生の舞桜さんの誕生日をみんなで祝いました。分校では、子どもたち、職員の誕生日を毎年、お祝いします。
誕生日の歌、あたたかい拍手、「おめでとう」の声、こんな幸せな日常が続く、平和な世界がいつまでもいつまでも続いてほしいと思う1日となりました。
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