ゴミ処理場見学  MSタイム(総合的な学習の時間)

 現在、MSタイム(総合的な学習の時間)にまさき君はゴミ問題について調べています。そこで、10月24日にゴミ処理場にゴミについて質問に行きました。質問に答えていただいただけでなく、施設も案内していただきました。
 年々小値賀の人口は減っているけれど、ゴミは増えていること。日本のダイオキシンの規制の現状は、世界に比べてまだまだであること・・・・大変興味深いお話を聞くことが出来ました。

 

 
 小値賀町の、ゴミ焼却場です。隣には、屎尿処理施設があります。

 

 分かりやすく説明をしながら、施設を案内していただきました。また、ゴミについて、熱心に質問に答えてくださいました。

ゴミ処理場についたゴミは、以下のような過程で処理されていきます。

瓶や、缶はここで分けられます。

瓶は、白や茶色などの色別に、缶はスチール缶とアルミ缶とに分けられます。

 

 

ゴミ収集車で運ばれたゴミは、いったんこのゴミ投入扉から中に入れられます。

上のゴミ投入扉から中をのぞいた様子です。

ここに一度集められたゴミは、クレーンで焼却炉に運ばれます。

 焼却炉の様子です。カメラに収まりきれませんでしたが、実際はかなりの大きさです。監視カメラで中の様子を見ることが出来ます。(※1)ゴミは850°〜950°で焼却されるそうです。朝から夕方まで毎日ここで焼却されています。
 ゴミの仕分けがきちんとされていないため、缶などが誤ってここで焼却され、爆発することもあるとか・・・・。 

焼却される時にでたガスは、ガス冷却室で450°以下に冷やされます。

排ガス中に含まれる灰をフィルタにかけます。ダイオキシンが発生しやすいのは300°位なので、200°まで温度を下げて、石灰や活性炭をかけ、ダイオキシンがでないように薬品処理されるそうです。

 上の装置の中には、手で示していただいているくらいの大きさの筒が、150本くらいあり、それぞれの筒に靴下をはかせたように、フィルタが筒を覆っているそうです。 ダイオキシンを出さないように、いろいろな工夫がされています。そのため、煙突からも煙はでていません。

 いろいろな機器はここで管理されています。  パネルを見ながら、もう一度詳しくゴミ処理の行程を説明してくださいました。

 焼却炉の中の様子です。上の焼却炉の監視カメラから中を見た様子です。(※1)  それぞれの炉の温度もここでわかります。

  現在、建設中のペットボトルや発泡スチロールのリサイクル施設です。小値賀町でも、ゴミのリサイクルが進んでいます。