夏休みも折り返しを迎える今日8月9日、休日ではありますが登校日がありました。
長崎県の学校では、原子爆弾が落とされたこの日に平和集会を行い、戦争の悲惨さ、平和の尊さについて考える平和学習を行います。
今年は、76年前、ここ小値賀でも戦争の空襲があったことを、実際に経験された方にお話をしていただきました。
感染症予防の観点から、6年生7名の前で話をしていただき、その様子を各学級に配信する形で行いました。
担当の先生から、8月9日についての話をした後、校長先生の話がありました。
76年前、小学校2年生だったという方から、小値賀に日本軍が駐留していたこと、8月14日にアメリカ軍の空襲があり、交戦があったことについて話をしていただきました。実際に体験されているため、その内容はとても分かりやすく、子供たちも聞き入っていました。
各教室でも、その話を真剣に聞き入っていました。
最後に、小値賀で見つけられた日本軍の薬きょう、松林の中から偶然発見されたアメリカ軍の機銃の弾頭なども見せていただきました。
経験された方からの、戦争の惨状、平和の大切さについての話はとても重みがあり、本当に貴重な時間となりました。
この経験をしっかり胸に刻み、目の前の子供たちが語り継いでいってほしいと思います。
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