4年社会科見学(小値賀の歴史)

 12月6日(月)、晴天の下、「小値賀の先人たちに学ぶ」社会科見学がありました。教育委員会の学芸員、小値賀公民館長の方々に説明していただきなながら、町内の様々な史跡を案内してもらいました。

 

 まずは「建武新田」の見学です。

 

  

 

 今から700年ほど前、二つの島だった小値賀の海を埋め立てた新田を見学しました。昔海だったところを埋めたてて17ヘクタールもの新田を作ったということを説明していただきました。当時の海岸だったところを考えたり、田の様子を観察したりしながら様々な発見がありました。

 

  

 

 当時からある貯水池と水門も見学しました。

 

  

 

  

 

  

 

 

 次は、子供たちも楽しみにしていた『膳所城(ぜぜじょう)跡』です。

 700年以上前の城跡で、お堀の様子、船着き場の様子などを見学し、当時の城がどのようなものだったのか想像を膨らませました。ずいぶん昔のものですが、その当時の人が考えていたことややっていたことがよくわかりました。神社後も見学しました。

 

  

 

 新田開発のために犠牲となった牛たちを供養するために建てられた『牛の塔』を見学しました。

 この下には小さい石7万個ほどにお経が書かれて納められていると聞いて子供たちはびっくりしていました。

 

    

 

 最後に『経崎山』に行きました。新田を見下ろすような丘に立った墓石がありました。いまだに誰のお墓かわからないが、大きな力がある人だったのではないかという説明を聞き、「わからないことが多いな。」という感想を持つとともに、わからないことを想像し、推理することへ楽しみを感じていました。

 

 子供たちはこの一日で、様々な小値賀の歴史を知り、先人たちのすさまじい努力を実感できました。

 これからも、今日の記憶は残り続けていくのではないでしょうか。

 昨日より、小値賀を好きになったことでしょう。

 

 

2021年12月06日
  • 小値賀町立小値賀小学校
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