ビニールハウス横でブロッコリーと玉ねぎを育てていますが、新たに開拓し、畑を広くしました。新しい畑には、じゃがいもを3・4年生で植えることにしました。
野菜を上手に育てるには、やはり島の方に教えていただくことが一番です。今回の先生は、﨑村 渡様です。
まずは、種いもの切り方から質問しました。芽が2つ~3つになるように切ることを教えていただき、5キロ分を切りました。
種いもを持って畑へ行くと、立て直された立派な畝!!野菜ごとに、適した畝の立て方があるそうです。
間隔に気を付けながら、種いもを溝に並べ、土を被せて肥料をまき、仕上げの畝立てをしました。畝に植えるのではなく、溝に植えることに4人でびっくりしました。
畝を立てたり、ジャガイモに土を被せたりするときには、秘密兵器を使いました。また、畑をならすときには、3年生の社会科「昔の道具調べ」で見せていただいた、目が粗い松葉かきを使ったそうです。子どもたちは、「昔の道具は、今も便利で、使われているんですね」と感激していました。
じゃがいもを植えたら、玉ねぎのお世話の仕方を教えていただきました。「おじちゃんはね、野菜がかわいかけん、毎日こがんしよるとよ」と話しながら、土をほぐし、根にやかんの水をかけます。その姿を見て、子どもたちも真似ながらお世話をしました。玉ねぎも、葉物野菜と同じで、隣の野菜と競争しながら育つのだそうです。
﨑村 渡様には、じゃがいもの植え方だけではなく、愛情をもって野菜と接することの大切さを教えていただきました。寒風の吹く中、ぽかぽかした時間を過ごすことができました。
学校に戻ると、子どもたちは、自分の畑を優しくほぐして肥料をまいていました。これから、じゃがいもを大切に育てていきます!ただし、じゃがいもに水をあげてはいけないそうです。芽が5cmほど出てくるまでは、そっとしておきます。野菜作りの奥深さも知りました。
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