3月16日(火)、あいにくの雨模様となりましたが、中学校で卒業式がありました。
小値賀小学校は小値賀中学校と同じ校舎で、顔を合わせたり一緒に活動することもあり、関わりが多くあります。
卒業式自体には出ませんが、最後の見送りを中学生と一緒に行いました。(今年は雨のため室内で)
在校生からの「エール」もありました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
それぞれの夢に向かって頑張ってください。
3月15日(月)、汗ばむような春の日に、『もみまき』がありました。
小値賀小学校では5年生が「米作り」を総合的な学習の時間に行っています。特に五島列島北部に位置する小値賀町では、秋の台風シーズンを避けるため、4月に田植え、8月には稲刈りを行います。そのため、4年生の3月に稲のもとになる『もみ』をまき、稲苗を育てます。
これから稲づくりでずっとお世話になる『担い手公社』の方からレクチャーを受けながら育苗箱に土を入れ、水に浸しました。
稲のもとになる「もみ」の説明を興味津々で聞き入っていました。
それぞれ優しく丁寧にもみをまきました。
しばらくは、ビニールハウスの中でお世話をしていただき、発芽させます。早く大きくなって、田植えができるのを心待ちにしている4年生でした。
風が吹けば桶屋が儲かる
有名なことわざです。
突風が吹く → 砂ぼこりが目に入り、視力を失う人が増える、・・・・・( 省略 )
→ ネズミが増えて桶がかじられる → 桶の買いかえや修理が増え、桶屋が儲かる、
といったように、あることが起きると、全く関係がないと思われる場所や物事に影響が及ぶことを例えています。
6年理科、最後の学習は、『地球に生きる』でした。
人間がしていることで、環境に影響を及ぼすことはなんなのか、
調べ学習をして、タブレットでまとめて、発表をする、という流れで行いました。
最後に、友達の発表を聞いて学んだことを、【風が吹けば桶屋が儲かる】風にまとめました。
・電気を使いすぎれば、台風が大きくなる。
・紙を使いすぎれば、絶滅する動物が出てきてしまう。
私たちの何気ない行動が、地球を汚したり、傷つけたり、思いもしないような大きな影響を与えていることがあります。
逆に言えば、私たちが行動を変えることで、地球を守ることができる、これも事実です。
自分の生活を見つめ直す、1つのきっかけになってくれれば、と思います。
3月3日(水)に全校朝会がありました。
ここではまず、小値賀小学校の校旗に込められた思いについて校長より話がありました。
その後、6年生一人一人から1年間で頑張ったことなどの発表がありました。
そして、6年生の代表から在校生代表への校旗の引継がありました。
最後に6年生一人一人に校長から感謝状の授与がありました。
これまで頑張ってきた6年生を称え、5年生以下の児童が決意を新たにした会となりました。
引継式が終わった後、感想文、感想画、県展など入賞した児童への表彰がありました。その中の代表3名が表彰されました。
他にもたくさんの子供たちが入賞を果たし、小値賀っ子の頑張りが輝いていました。
「『お別れ』と聞くと寂しい気がしますが、
今日は、素敵な思い出を作る、増やす、心に刻む時間になるといいですね。」
集会の始まりに、校長先生が言った言葉です。
まさにその通りの時間となりました。
みんなが6年生のために作り上げる時間。
在校生の出し物から、あふれてくる「ありがとう」を嬉しそうに受け取る6年生。
幸せしかない、という素敵な時間でした。
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