学校概要
大島分校は、五島列島北部、小値賀島の南西に位置し、周囲が約7kmの小さな島の小高い場所に建っている。島内には、多くの火山弾(県の天然記念物)が散在しており、開拓された耕地は農産物の生育に適した茶褐色の重粘土質の土に覆われている。大島分校は、明治9年の開校に際して、隣島の藪路木島の人達と協力し材木を集め校舎を建てたという(当時藪路木島の子も通っていた)。
大島は、世帯数20、人口61(30年4月現在)で、主産業はビニルハウスや露地での野菜栽培や小型漁船による沿岸漁業である。また、地区の古い伝統であった「自力更正」の精神は、その碑とともに大切に受け継がれている。この地区の中で、学校は島の将来を拓く大切な文化施設として認識されており、学校に寄せる期待も大きい。地域住民は、「大島の子は、島民みんなで育てる」という意識を持ち、さまざまな学校行事への参加も多い。

教育目標

「日本一楽しいあたたかな学校」
〜子どもが未来に誇れる学校〜

学校概要

校名 小値賀町立小値賀小学校大島分校
所在地 〒857-4708 長崎県北松浦郡小値賀町大島郷72番地1
TEL 0959-56-3687
FAX 0959-56-3688

沿革

明治9年9月 大島郷に大島分校を置く
明治16年4月 小学校令改正により初等大島分校と改称
明治17年10月 分校を廃し、本校に合併通学
明治22年 橋本長太郎氏の元家を買い入れ、校舎新築
明治25年8月 大島尋常小学校設立(翌年度に簡易大島尋常小学校と改称)
明治30年10月 簡易大島尋常小学校を大島分校とする。児童16名
明治35年 大島分校を大島分教場と改称
大正12年5月 校舎新築落成(瓦葺き木造平屋建て)児童41名
大正15年4月 小値賀尋常高等小学校大島分教場と改称
昭和16年4月 小値賀町国民学校大島分教場と改称
昭和22年4月 小値賀町立小値賀小学校大島分校と改称
昭和23年12月 中学校新設により中学校校舎新築。小学校校舎の大改造。
昭和34年5月 水道設備完了
昭和43年9月 新校舎落成移転(現校舎)
昭和47年10月 校門に火山弾2個設置
昭和49年3月 運動場東側土手に松20数本を植樹
昭和52年4月 電話設置
昭和57年 舗装道路完成(校門から玄関まで)
昭和57年1月 体育館(へき地集会場)落成
昭和60年8月 花壇(校舎裏)、砂場完成
昭和61年7月 体育館前の階段及び土手の工事完成
平成元年4月 東側フェンス工事完了
平成3年6月 職員室改修工事
平成4年11月 教職員住宅落成
平成5年10月 分校単独の運動会実施(25年ぶり)
平成6年12月 校舎横教員住宅解体
平成8年1月 校舎西側藤棚・校舎東側低鉄棒完成
平成9年3月 校舎北側及び体育館前下水道工事完了
平成12月 空調設備取付工事完了
平成10年4月 校舎・体育館水洗トイレ完成
平成8月 西側フェンス工事完了
体育館緞帳取付工事・放送設備・TV配線工事完了
平成11年5月 インターネット接続
平成12年12月 ホームページ開設
平成14年3月 光ファイバーによるインターネットへの接続
平成15年9月 体育館改修工事完了
平成16年8月 校内LAN工事完了
平成17年2月 小値賀地区小中高一貫教育を長崎県教育委員会より委託
17年度〜18年度;小中高一貫教育準備期間
平成18年2月 東倉庫屋根改修
平成11月 内閣府構造改革教育特区認定
平成19年度 小値賀地区小中高一貫教育試行開始
平成20年度 小値賀地区小中高一貫教育本格実施
平成21年度 校舎耐震補強工事完了(12月5日〜3月31日)
小値賀地区小中高一貫教育実施
平成22年度 地デジ化完了 ジャングルジム撤去
平成23年度 パソコン再整備完了 幸物分校との交流
平成26年9月 新ジャングルジム・すべり台設置
平成27年6月 学校給食開始
平成28年6月 新船はまゆう就航
平成29年10月 電子黒板 タブレット導入
平成30年度 インターネット回線で本校との遠隔会議・授業

校歌

小値賀小学校 校歌
作詞 藤浦 洸  作曲 古関 裕而
1
潮の満干の朝夕に
緑はいつも新しい
明るい学校 よい学校
毎日元気に勉強して
みんなで若芽をのばしましょう
私たちの小値賀小学校
2
風は海から心地よく
光の窓にそよぎます
正しい学校 よい学校
教えを守ってぎょうぎよく
きれいな心を育てましょう
私たちの小値賀小学校
3
空の広さにまゆをあげ
海の青さに胸を張り
楽しい学校 よい学校
ますます強くたくましく
じょうぶなからだにきたえましょう
私たちの小値賀小学校

アクセス

小値賀町立小値賀小学校大島分校
〒857-4708 長崎県北松浦郡小値賀町大島郷72番地1
TEL:0959-56-3687