2月16日(木)は、今年度最後の授業参観日でした。この日は、作文発表会と10歳を祝う会を行いました。子どもたちは、大島のみなさんに自分の考えや思いなどを伝えるために、話し方のめあてをもって臨みました。
トップバッターの2年生。「大島で大きくなったよ」をタイトルに、自分の成長について発表をしました。「家族や大島の皆様の愛情に恵まれて幸せです。」という言葉に、多くの参観者が心を動かされました。
2番目の発表は、3年生です。「大島の人とがんばった3年生」をタイトルに、1年間の島の方との交流や体験活動を振り返りました。島の方と練習したお謡を披露した際には、参観者も一緒に唄ってくださいました。大きな拍手に児童も笑顔いっぱいになりました。
3番目は、5年生です。「この1年間を振り返って」をタイトルに、大きな行事である運動会や宿泊体験学習をとおして、自分の内面的な成長や支えてくれる大島の方の存在にについて発表をしました。
4番目は、6年生です。「1年間の思い出」をタイトルに、努力を重ねたことで成長した自分自身のことや、頑張ることを大切にしたいという今後の抱負について発表しました。何事にも真剣に、そしてコツコツと取り組む6年生らしい発表でした。
作文発表最後の6年生です。「将来の夢」について発表しました。消防士という夢をもつようになったきっかけや、夢に向かって頑張りたいことについて、真っ直ぐに語る様子から、その熱意が島の方に伝わりました。
続いて、10歳を祝う会です。自分の成長と将来の夢について、スライドや作文で発表しました。家族や、大島のみなさん、友達、先生が自分の成長を支えてくれた、という感謝の思いを伝えることができました。
発表の中で「島の方は叱ってくれます」という言葉がありました。この言葉に、子どもたちと島の方のつながりが表れているように思います。子どもたちを優しく見守るだけではなく、時には叱る大島のみなさん。それを素直に愛情であると受け止めている子どもたち。この日の発表会では、参観されたみなさんが笑顔になったり、涙を流したりしながら、子どもたちの成長を喜んでくださいました。温かな空気に包まれた、素敵な時間となりました。
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