かんころ餅をつくりました |
六島では、12月中旬になると、全家庭がいくつかのグループに分かれて、かんころ餅をつくります。かんころ餅とは、干しイモでつくる餅です。そのイモは秋にとれたものを薄く切り干したものです。かんころ餅の作り方を説明します。
かんころ餅づくりは朝4時頃から始まります。 干しイモともち米を水につけておきます。まず、白餅をつきます。 |
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白餅と干し芋を混ぜて蒸したものに千切りのしょうが、砂糖を加え混ぜ合わせます。 それを機械に入れます。
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機械に棒で押し込んでいきます。 きつい作業なので二人がかりでもします。 押し込んでいくと、機械から材料が細かく混ざり合ってでてきます。 |
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1度機械からでてきたものを、もう1度機械へ戻し、押し込んでいきます。 | |
かんころ餅を袋に入れ、型にはめて形をきれいに整えます。市販のものより少し大きめです。 | |
丸い形をしたかんころ餅です。 あんこが入っています。あんこ入りはその時に食べ、あまり多くはつくりません。 |
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できあがったあんこ入りのかんころ餅を食べているところです。 食べているのは岸先生です。とてもおいしかったとおっしゃってました。
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作業が全部終わるのは、お昼の12時頃です。できあがったかんころ餅は、親戚の家に送ったり、自分たちで食べたりします。 |