かんころ餅をつくりました

 六島では、12月中旬になると、全家庭がいくつかのグループに分かれて、かんころ餅をつくります。かんころ餅とは、干しイモでつくる餅です。そのイモは秋にとれたものを薄く切り干したものです。かんころ餅の作り方を説明します。

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 かんころ餅づくりは朝4時頃から始まります。

 干しイモともち米を水につけておきます。まず、白餅をつきます。
 そして、白餅、干しイモを入れ蒸します。このイモは色の赤いニンジンイモです。

km_tuku.jpg (4516 バイト)  白餅と干し芋を混ぜて蒸したものに千切りのしょうが、砂糖を加え混ぜ合わせます。
 それを機械に入れます。

 

km_tuku2.jpg (4462 バイト)  機械に棒で押し込んでいきます。

 きつい作業なので二人がかりでもします。

 押し込んでいくと、機械から材料が細かく混ざり合ってでてきます。

km_tuku3.jpg (4603 バイト)  1度機械からでてきたものを、もう1度機械へ戻し、押し込んでいきます。
km_kata.jpg (4098 バイト)  かんころ餅を袋に入れ、型にはめて形をきれいに整えます。市販のものより少し大きめです。
km_moti.jpg (4261 バイト)  丸い形をしたかんころ餅です。

 あんこが入っています。あんこ入りはその時に食べ、あまり多くはつくりません。

km_tabe.jpg (3261 バイト)  できあがったあんこ入りのかんころ餅を食べているところです。

 食べているのは岸先生です。とてもおいしかったとおっしゃってました。

 

 作業が全部終わるのは、お昼の12時頃です。できあがったかんころ餅は、親戚の家に送ったり、自分たちで食べたりします。