カンコロ餅づくり 2月22日

 2月22日(水),カンコロ餅を作りました。カンコロとはサツマイモを薄切りにし,ゆでて干したものです。カンコロは西日本でそう呼ばれているようです。東日本では蒸してつくられるそうです。カンコロ餅は五島の名物で,多くの家庭でつくられています。六島でも毎年つくられていましたが,今年はカンコロ餅をつくる家庭が減りました。カンコロづくりは手間がかかるので,これからはカンコロをつくる家庭も減っていくかもしれません。

 これがカンコロです。今年は芋があまりとれませんでした。  カンコロを水洗いします。
 餅米を蒸します。  もう蒸し上がっているかな...
 こちらは餅つきの準備です。この臼は六島の方からお借りしました。このような臼は昔はどの家庭にもあったそうです。米や麦を搗(つ)くのに使われていたそうです。  餅米も蒸し上がりました。さあ,いよいよ餅つきの開始です。
 蒸した餅米と蒸したカンコロを混ぜてつきます。ある程度カンコロがつぶれてきたら砂糖を加えます。ショウガも一緒に加えることもあります。  みんな餅つきは去年もやったので,上手につけるでしょう。
 みんなで交代しながら餅をついていきます。  みんなで手分けしながら協力してついていきます。
 明日香さんのおばあちゃんもお手伝いに来てくださいました。  
 カンコロ餅がつきあがりました。  さあ,今度を丸めていきます。
 餅取り粉で手も顔も真っ白です。ジャージも汚れて帰ったらお母さんにしかられるかも...  カンコロ餅ができあがりました。表面に粉がついているので白く見えます(実はカンコロの量も少し足らなかった)がもっと茶色っぽいです。つきたてのカンコロ餅はとってもおいしいです。ふつうは薄切りにしたものを焼いて食べます。冬のおやつの定番です。